甘い話には罠がある?リボ払いの恐怖


毎月の返済金額を調整することで返済の負担を軽くできることから人気を集めているのが、リボルビング払い(リボ払い)です。その手軽さから利用頻度が高いリボ払いですが、気軽な利用が思わぬ落とし穴になることがあります。今回は、リボ払いのときの注意点について見てみましょう。

リボ払いとはどのような支払い方法なのか

リボルビング払いの略称であるリボ払いとは、毎月の返済日に一定の金額を返済する支払い方式です。返済金額の中に元金と金利が含まれる場合と元金のみの場合があり、返済金額の計算方法も元金と金利を合わせた借入金額に対して固定された金額を返済する方法と、借入金額に対して一定率をかけた金額を返済する方法とがあります。
リボ払いのメリットとして、毎月の返済額が一定なので必要な支出が一定になり、使ったお金を把握しやすく、比較的計画的な利用がやりやすいことがあげられます。デメリットとして、返済金額によってはいつまでも返済が終わらないどころか借入金額が増える一方になることがあげられます。

知らない間に大きなマイナスを抱えることもあるリボ払い

毎月一定額を返済するリボ払いでは、計画的な返済がやりやすいことや、返済の負担が比較的小さいことから人気を集めている返済方法の一つです。しかし、安易な利用をしていると知らないうちに大きなマイナスを抱えることにもなる返済方法です。具体例で見てみましょう。国内でもっとも普及しているJCBのクレジットカードで10万円の利用をして、毎月5千円をリボ払いで返済する場合をシミュレーションしてみると、10万円の利用に対して発生する手数料は約1万3千円と無視できない金額であり、返済回数も19回とかなりの長期間が必要となります。
手軽に利用できることから人気を集めているリボ払いですが、完済までに発生する手数料率は15%と決して低いものではなく、安易な利用は金銭的に無視できない負担を発生させることとなります。

リボ払いは危険な返済方法?

このように詳しく見てみると、リボ払いは表面的な手軽さとは裏腹に、無視できない負担の大きさを抱えている返済方法であることがわかります。クレジットカードのショッピングやカードローンの借り入れなどは、基本的にサービスを提供している会社からの借金であり、特にカードローンは過剰な取り立てやグレーゾーン金利などの様々なトラブルを経たことで、注意喚起を義務付けられています。しかしその注意喚起は「ご利用は計画的に」という曖昧なものであり、どのように注意すればいいのかや、返済方法にはどのようなリスクがあるのかなど、詳細な部分にまで踏み込んだものではありません。そのため、注意喚起とは裏腹に安易な利用が後を絶たず、クレジットカードやカードローンの利用による多重債務や自己破産は現在でも大きな問題の一つです。

リボ払いではどのような点に気をつければよいのか

このように危険が潜んでいるリボ払いですが、手軽であることは事実。賢い利用のためにはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。もっとも確実なのは、毎月の返済金額をできるだけ大きくして早期の返済を心がけることです。また、返済金額を少額に設定してしまっているのであれば、繰り上げ返済などを活用することも早期の返済には効果的です。

おわりに

比較的少額で計画的な返済ができることから魅力的なリボ払いですが、その手軽さとは裏腹に重い負担が生じる返済方法の一つです。リボ払いを利用するときには、そのメリットとデメリットをキチンと把握した上で利用するようにしましょう。